月別アーカイブ: 2007年9月

真鍋島に機雷あがる2

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 船が機雷をあげたのは9月1日のことでした。機雷だと分かる4日まで、つちでたたいたり、蹴飛ばしたりしたと言いますから何とも背筋の寒くなる話です。7日、私は真鍋島に渡って、島の人たちの声を聞きました。これまで何回か網にかかったのを見たことがある人もいます。重さ500kg、爆発力は大きく、水中での爆破処理でも半径1kmの範囲で魚は死ぬと聞きました。
 今はすぐ近くの無人島、大島の湾に仮置きされています。漁協の方が交代で監視体制を敷いていますが、安全面でどうなのでしょう。島民の要望に沿って、早期解決に努力されるよう、国、県の党機関を通じて関係者に要請して頂きました。

真鍋島に機雷あがる

 4日、真鍋島の底ひき網漁で機雷が上がりました。5日の山陽新聞の全県版に載っていましたので6日の今日まで気がつきませんでした。すぐに島の知人に連絡を取って話しました。すでに市、県、海上保安庁、海上自衛隊などとの協議も済んでいましたが、その方は「陸上自衛隊だと国も動くが、海上自衛隊はどうもすぐに対応してくれない」との感想を述べられました。「アメリカの落としたもの。戦争の残骸。国がきちんと対応してほしい。」とも述べておられました。
 市の担当者の方は、「瀬戸内海にはたくさんあるらしい。神戸港からも工事のとき多く出たと言います。今は安全のため、処理が決まるまで、仮置き場に移します。」とのことでしたが、物騒なことです。
 県、国の党関係者に連絡をして、早急な対応をと要請いたしました。明日は、現地に行ってみてこようと思います。この機雷、500kgの重さだと言います。

飛島

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飛島に「みち子だより」を配りにいきました。行くたびに悲しいニュースも聞いたりするのがつらいのですが、島の学校はもうすぐ始まります。わずかな島の活気が戻ります。先生方もその準備に学校に来られていました。この日の満潮は午後1時。帰りの船を待つとき、その潮位の高さに驚きました。船長は「夜中に物揚場に潮が上がった」と言っていました。「着実に温暖化の影響だ」とも言っておられました。

8月26日母親大会問題別集会

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 東京・埼玉で問題別集会は4会場に別れてありました。東京都北区の北とぴあでの問題別集会は教育問題です。午前中の講演は特に印象に残りました。法政大学教授の尾木直樹先生、ユーモアたっぷりで聞く者を魅了します。子供達が生き、学ぶ社会や学校が、子供達を豊かに育てていない実態、それに振り回される親や子供達。「ありのままでいい」としっかりこどもを受け止め励ますことが大切です。子供達がそんな大人にいっぱい囲まれるよう、私達大人や地域が手をつなごうと呼びかけられました。

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8月25日日本母親大会初日

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 25日、地下鉄九段下駅に降りて地上に出ると、降るようなセミの声に出迎えられ、東京の暑さを予感させられました。靖国神社の遊就館に初めて見学に入りました。『ここは神社のはず。何でこんなところにゼロ戦や大砲が?』と、まず入り口フロアーの展示物に驚きました。異様な展示館です。そこから奥は、撮影禁止でしたが、映写室では、関東軍が正義の軍のように描かれていました。そうした軍隊が日本を守ったことを「私は忘れない」と題して描いていることに、史実の歪んだ表現を感じました。
 一連の戦争のあしあとが、軍機などの展示と共に書かれていましたが、一様に、被害実態が明らかにされていませんでした。

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