月別アーカイブ: 2007年10月

朝日をいっぱい浴びて

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10月の朝は寒いくらいの気温ですが、お天気のせいでしょうか9時ごろには日向ぼっこをしても良いくらいでした。干拓の牧場には今日も子牛が生まれました。余りたくさん生まれるので、よほどの難産、または初産でないと今頃は人がつかないそうです。自然分娩が動物には似合っています。それにしてもこの風景は子牛のアパートみたいで、牛たちは暖かな朝の陽射しをいっぱいに浴びています。

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10月28日 岡山県母親大会

10月28日 岡山県母親大会が行われます。たくさんのご参加を。
生命を生みだす母親は、生命を育て、生命を守ることをのぞみます
2007年 第41回 岡山県母親大会
日時:10月28日(日) 10時から16時
場所:三木記念ホール(岡山市古京町1-1-10・岡山衛生会館・tel086-272-3275)

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やっと供託完了

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(切り崩された山肌は景観を損ねます)
 先週供託の手続きに行きましたが、やっと今日の中国銀行への供託金入金で完了しました。供託理由書きの別紙用紙も「供託書きOCR用」でなければならず、一度に終わりませんでした。次回の分も頂いてきました。以下終了の用紙です。
供託金

請願第51号品目横断的経営安定対策の見直しと、多様な担い手の育成を求める請願

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 (庭に目を引く花びらのムラサキ)
 経営安定対策とは言っても、従来のような全営農者を対象とした価格安定、経営安定対策ではなく、一般的に4ha,(北海道では10ha)以上の営農者に限るとしています。平地ならともかく、山間部の営農者の皆さんは大変です。誰でも農業をしたい人、続けたい人に日本の農業を発展させ、自給率を向上させるために援助の手を差しのべ、世界から守っていくのが国の責任です。
 10月1日、審議結果を尋ねました。「以前不採択とした請願と同じ内容。整合性からも不採択。国は農政改革関連法案を成立させている。」と言うのが理由。
 「笠岡市議会は異常だ」とそばで夫が言っています。本当に同感です。営農者の皆さんのつらさ、悩みを共有したいものです。以下に請願の内容を紹介します。

請願第51号 多用な担い手の育成を求める請願

請願第50号アメリカ産牛肉の輸入条件の緩和に反対し、全頭検査への予算措置の継続を求める請願

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(神社に続く豊かな山が切り開かれ、横断道となるそうです)
 アメリカ産牛肉輸入が再々開されて1年過ぎましたが、輸入高の1割しか消費されていません。国民の安全性を求めた現われだといえます。アメリカの要求どおり、輸入条件を緩和して20ヶ月以下の牛肉の検査をしなくても良いと言う方針は撤回すべきですし、国内の全頭検査に対する予算措置を、打ち切らないでほしいと言う願いもまた国民の要求に沿ったものです。
 干拓にも6000頭の牛がいます。酪農家の人たちは、安全が保障されるものが売れると言っています。そのための予算措置は、期限の切れる来年7月以降も続けるべきです。岡山県畜産協会も「食の安全安心の観点から、全頭検査のための予算措置を打ち切らないよう要望してまいりたい。」と述べています。
 10月1日、事務局に結果を聞きに生きました。結果は不採択ということです。「食の安全・安心に関することなので、安全対策が十分なされた牛肉が輸入されることは誰しも願うところだ。しかし輸入に当たっては政府においてもアメリカの安全対策を確認した上で行なうものであり、アメリカ産に限ると言うのもおかしい。」などの理由。
 請願趣旨を理解していないとしか言い様がありません。以下請願内容を紹介します。


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請願第50号 アメリカ産牛肉全頭検査への予算措置の継続を求める請願

請願第49号日豪を初めとするEPA路線を転換し、自給率の向上と食料主権にもとづく農政を求める請願

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(見事な朝顔のカーテンです)
 EPA経済連携協定は、WTO参加国の方針がまとまるのを待たずに(どちらも自由化を目指していますが)特定の国と締結して関税を撤廃して輸出入を図ろうとするものです。オーストラリアの農業規模と日本のそれを比べると、とても太刀打ちできるものではありません。日本はすでにシンガポールなど8カ国と締結しており、今、オーストラリアとの交渉が山場を迎えているというところです。これがとおれば、今40%にも満たない自給率が12%になり大きな損失をこうむることは農水省も試算しています。北海道では農協を始め、EPAに対する警戒をパンフにしてアピールしていました。
 28日、説明に対して「農民連とは高橋に県の事務局があり、笠岡に支部があるのか」「国際的な政府案に対し、農政だけ見直せということを審議するのは適切ではないのでは?」などの質問(?)が出されました。身元調査的な、非民主的論議といわざるを得ません。請願の趣旨を重視せず、農業従事者を助け、笠岡の農業をどう支えるかと言う観点のない質問でした。
 10月1日、事務局に結果を尋ねました。「請願内容は理解できるが、EPA路線を転換と言うことになれば、農政にとどまらない。多方面のことを勘案すると適切ではない。」などの理由で不採択となったとのこと。笠岡の市議会は何を論議するところなのでしょうか。以下請願内容を紹介します。


請願第49号 自給率の向上と食糧主権にもとづく農政を求める請願

請願第48号飼料価格の高騰による農家負担の軽減などを求め、、、

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(秋用のキューリを見事な棚に作り上げていました。)
 岡山県農民運動連合会より出された4件の請願の紹介議員として9月28日付託先の建設常任委員会で説明を致しました。請願第48号は、酪農経営における飼料の大半が米国からの輸入によるものである事から、高騰によって経営が圧迫される酪農家の窮状を打開するため、負担の軽減と、国産飼料の増産、循環型畜産の発展を図る施策を求める意見書を国に提出を求めたものです。市内のSさんは、「飼料の価格が20%アップしており、高騰前と比べ、毎日5000万円の損失となっている。配合飼料安定価格制度による基金の枯渇も心配されており、大変苦慮している」又、T牧場の方は「飼料用とうもろこしを昨年より多く作付けした関係で、その点助かっているが、厳しくなっていることに変わりはない。」と述べています。
 委員会では説明に対する質問は出ませんでした。しかし、10月1日月曜日、審議結果を議会事務局で聞きますと、継続審議となったようです。市内にも窮した酪農家、輸入飼料で痛手を受けている人たちはいっぱいいるのに、どんな審議をしたのでしょうか。以下その請願の内容です。

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竣工式の市民会館

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アスベスト除去、つり天井の改修(耐震診断による)、バリアフリーなどで、昨年10月より工事に入っていた市民会館ホールの改装が整い、30日竣工式が行なわれました。イスの装いも新たに広々として約100席の減となりましたが、笠岡にふさわしい市民会館に近づいていると感じました。

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