月別アーカイブ: 2007年4月

秋田県視察

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 25日から3日間、環境福祉常任委員会の秋田県視察に参加しました。①秋田市立福祉複合施設「ウエルビューいずみ」では児童施設、高齢者施設、障害者施設、地域交流スペースを一体としたのーマライゼイションの実現目指した取り組み。②仙北市にある子育て支援センター併設の幼保一体型施設「だしのこ園」の実態③市立横手病院では経営難を乗り切り、自治体立優良病院として総務大臣表彰を受けるまでの改善計画の経過についてなどを視察しました。
 幼保一元化が政府の方針として打ち出されて、多くの議論がありましたが、今の制度の不十分さをどうするか、制度の充実を図れば解決できることが多々あるにも関わらず、一元化を目指す取り組みが進められていることは問題です。そんな中、仙北市での合併に伴う保育園と幼稚園の統廃合で出来上がったものです。
 非常勤の園長先生、現行の配置基準を保ちながら幼稚園と保育園を併設してよいところをとって異年齢集団を育てていこうというものでした。案の定、会議を離れての会話の中で、国の一元化は難しいこと、今でも財政的なすみわけが、併設の中で、困難だと言うことが伺えました。
 さらに補助事業で立てられた経過から見て、地元木材を使ったよさや、広大は敷地は大きな財産ですが、現場の声が十分反映されていないことも見て取れ、上からの指導が現場を働きやすく、先生や子供達の活動しやすいものになっているとは限らないことが分かりました。
 例えば子供達のコートかけのコーナーがあります。先生にお聞きすると、不便だと言うことでした。現場では目に届く範囲の子供達の生活の管理ができにくいとのことで、今では教室の後ろや、廊下にスペースをとって使用していました。また、コートかけに冬場の大きな防寒コートをかけるとおさまりきらないそうです。それではこのスペースの意味がありません。今ではもの入れになっていたり、洗濯干しをしているように見られました。
 

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里庄町議選勝利

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里庄町議選6期目挑戦の徳永和子さんが、定員10名のところ12名が立候補の少数激戦の中、見事528票獲得で6位当選を果たしました。おじいちゃんが2年前になくなって寂しくなりましたが、お孫さんも増え、にぎやかな家庭の中で、家事の忙しさもじょうずにこなす彼女にはうれしい当選です。地域の皆さんにも助けられて、ご親戚の皆さんも力を合わせられました。
 県下で上位5番目までに位置する財政的にも豊かな里庄町に、高過ぎる国保税の引き下げ、介護保険料の減免制度充実、子供の医療費無料化の年齢引き上げなど、できないはずはないと、力強く訴えていました。その実現に向けて頑張っていかれることと思います。

笠岡にもやっと独自補助制度

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岡山県が実施した医療費公費負担制度縮小、撤廃で、大きな自己負担を強いられた、障害をもたれた皆さんの、医療費負担の軽減措置が笠岡でも4月から実施されます。昨年の税制改革によって、高齢者から約700万円もの増税分がありました。少しでも福祉向上のためにと12月の議会でも求め、3月議会で出された関連団体からの、負担軽減を求めた請願にも賛成したところです。低所得の方のⅠとⅡに当たる方の通院は、すでに県が軽減策を取っているのでと言う理由で変化なく、それ以外について、減額措置がとられました。不十分ですが、共に前進ある改善策を喜び合いたいと思います。
 

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輪島市に被災者募金第2弾

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12日に続き、能登半島沖の地震被災者支援募金を16日、市役所近くのワシン店前の市道で仕事帰り、買い物帰りの皆さんに訴えました。雨模様の一日でしたので、時間を繰り上げて用心しながら取り組みました。30分の間に14599円の募金が集まりました。先日の15000円余の募金、市職員からの募金と合わせて、今週末に輪島市に送金したいと思っています。

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更正保護女性の会の目指すところは

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 14日、更生保護女性の会総会が開かれました。記念講演は、笠岡警察署少年補導員の松本福子さんでした。おもしろいお話で、みんなをひきつけられましたが、お話の大半が、データを示して管内の少年非行実態紹介に関してでした。周囲の会員の皆さんの反応を見ると、『そうそう、近所のあの子がそうなんよ』『悪い子がたくさんいるなー』『結局親のしつけが悪いんじゃが』『うちの孫はそんな子に近づけない』などのようでした。「女の子の非行が増えている」「親の崩れが子供にも伝わる」「子供には恥を教えてほしい」と言う話の流れから生まれた反応でした。
 昨日の睡眠不足による疲れ、次の約束予定もあり、講演の途中でしたが終了予定を10分オーバーしたところで、私は退席しました。
 そして、どうか話の締めくくりが「こんな子供達を、私達大人は『あなた達のことをいつでも信じているから。私たちはみんなあなた達の見方よ』の気持ちで暖かく接してください。子供達が心を開けばきっと人間として成長する芽が生まれる。自分を見つめる心の目が生まれる。大人を信頼する気持ちが持てる。そこから更正保護の女性の会が目指しているものが広がります。」という方向であってほしいと願いながら、相談にのってほしいと待っておられる83歳のおばあちゃんのところに向かいました。

どんこ取りの名人

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 86歳になる戦争未亡人の叔母は、7年前に娘さんを亡くし、今は1人暮らしで頑張っています。時々たずねるのですが、耳が遠くて会話も忍耐を要します。先日、楽しい教え子の思い出話を聞きました。「教員10年目の頃かな。全校生徒400人弱で、担任した一年生のクラスは50人を超えていました。のぶちゃんはいたずら好きで私は頭が痛かった。ガマ蛙を捕まえては女の子を嫌がらせ、蛇を捕まえて木の先にくくりつけてぐるぐる回して通せんぼ、雨の日の水たまりをビチャッ、ビチャッと渡らないと新しい靴を履いた友達を帰らせない…….数え切れない悪さして彼を知らない人はいない。保護者の皆さんから苦情を聞くのが私の役目。」
 ある日のこと、教室のバケツがないではありませんか。叔母はすぐ「のぶちゃんがまた川に行ってるな」と思ったそうです。養護の先生に迎えに行ってもらいました。学校近くの川でとったどんこをいっぱいバケツに入れて帰ってきました。校長室に呼ばれていましたので、叔母は心配していたそうですが、やがて「先生、校長室に来てください。のぶちゃんがどんこのとりかたを教えてくれますから。」と声がかかったそうです。校長室にはいると、得意気なのぶちゃんから板張りの床を泥んこにしながらドンコとりの「極意?」を教わったそうです。
 その話を聞いておばの優しさと、校長先生の心の温かさを感じ取ることができました。昭和31年ごろの話ですからずいぶん前のことですが、今の子供達がこうした先生にたくさん接することができればいいのにと思わずにいられませんでした。

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能登半島地震支援募金

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 能登半島沖の地震は、これまでの阪神淡路、新潟地震ほどの被害ではなかったにしても、その被災地の状況や、避難生活を余儀なくされている皆さんの苦しみに変わりはありません。テレビでも、子供達が、狭い場所で、遊び道具もなく、ストレスのたまった様子が報道されていました。
 12日、市内スーパーの前で、笠岡母親連絡会は、支援のための募金活動を行いました。5人の参加で15534円が集まりました。16日には駅前、駅前スーパー前で2回目を行います。連絡会の参加団体へも呼びかけていますので、合わせて今週中に輪島市へ送ろうと思っています。

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サロンの花見

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9日、生き生きサロンの月1回の集まりです。4月はいつも干拓の花見です。300円の月会費でこんなに豪華なお弁当ができるのかと驚かれるほどのお昼を、当番の班が作ってくれました。掘りたてのたけのこは柔らかく木の芽あえに、煮物にと大活躍。せりやヨモギのてんぷら、イチゴの入ったかんてんのデザート、大皿に盛られた、人参ごぼうゴマ入りの寿司飯はかわいい5片の花びらの形にまとめてありました。「何で型を取ったの?」と聞くと、ペットボトルの底で押したそうです。何でもアイディアで利用ですね。
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京都の春

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青春切符発行20周年の今年、5枚つづりが8000円と「超お買い得」という情報をもとに、笠岡の母親連絡会は、春の交流に、京都の清水寺行きを計画しました。朝5時半発、9時15分着。席の見つからないほどの混雑振りでしたが、春の京都をつかの間満喫して帰りました。

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