「戦争の 許しを告げた 第9条」(川柳)

DSCN0079木山捷平文学賞の川柳部門の入選者の一人が、こんな句を最後に載せていました。「税金の 真の用途が不透明」という句と合わせて私の目を引きました。作者は高校生です。若者の目に今の社会がどう映っているのでしょうか。国会では憲法の改正論議が国民の声をよそになされています。自衛隊が海外で戦う軍隊になってもいいの?憲法9条と言えば平和憲法として世界に誇るものなのにえっ?戦争許していいの?という彼女の不安や疑問が聞こえてきます。また、親の払う税金で政治が行われているのに本当にきちんと使われているの?と疑問を投げかけています。大人として責任ある行動と判断で若者に希望ある未来を提供しなければなりません。そのために何ができるかそれぞれの立場で考えたいものです。(記事とは関係ありませんが、写真は先日3.1ビキニデー集会に参加の際、焼津市に行った時のもの.消火栓のデザインが気になってとっていたものです)