11日、岡山県西南水道企業団の定例議会が開かれました。主に26年度補正予算と25年度決算の審議です。特段の問題はありませんでしたが、水道料金の引き下げについてはこれまで笠岡市議会で9度にわたって質問を行ってきました。その後金光町の企業団参入の話が浮上し、笠岡市の保有する5000トンの余剰水量の権利移譲について申し入れもありました。しかし一向に話は進展せず、市の水道料金引き下げの大きなかなめとなっていましたので、改めて企業団の考え、進捗状況など問いました。浅口市から企業団参入の申し入れについては平成24年3月5日に行われていると言います。答弁によると、その後かかる費用負担について話し合いがまだまとまらないとのことで、見通しさえ示せないという、何ともしっくりいかないものでした。当該自治体の委員からも、「西南に入れば、金光町の水道料金は18円/㎥引き下げ可能だ。」「毎年2200万円の持ち出しを余儀なくさせられていて、無駄になる」との発言もありました。早急な対応を望みます。