サンフランシスコ市議会、大阪市との姉妹都市友好関係を保持しつつも、橋下発言の撤回を求める決議採択

26日付のしんぶん赤旗「潮流」を読みました。サンフランシスコが大阪市と姉妹都市提携を結んだのは、1957年のことだそうです。「大阪市にとって最初の姉妹都市であり、昨年の平成24年には提携55周年を迎えました」。大阪市のホームページでは、両市が半世紀を超えて交流してきたことを紹介しています。しかし、そのサンフランシスコ市の市議会は、問題の橋下徹・大阪市長(日本維新の会共同代表)の「慰安婦」問題の強制性を否定する発言について、今月18日、橋下発言に対して、「撤回を求める決議」を採択したそうです。その決議文には、両市の友好関係の基礎について「人間の尊厳、権利、歴史上の真実についての相互理解や尊重によって友好関係は育まれ、維持される」と述べてあるそうです。当然ではないでしょうか。橋下氏に、政治を担う資格はありません。言いたい放題が許された暴君をかしらとするおらが殿様の時代はとっくの昔に崩壊しています。発言に対する謝罪もいまだないとのことですが、あきれるばかりです。TPP問題など、アメリカにはあまり良い印象を持ちませんが、この件についてはシスコの市議会に理ありです。恥ずかしい思いで記事を読みました。