市民の足

通院、通学、買い物・・・安全に目的地に市民を運ぶ公共交通はいつの世も生活に欠かせません。「市は井笠に昭和40年代から補助を出してきた」と職員は言います。会社の社会的貢献は高く評価されるだけに今回の突然の撤退は残念です。11月1日から中国バスによる代行が始まりました。停留所、車庫などの借地料、バスの借り上げなどに3月末までの間、4300万円が必要だとしています。8月末の営業停止を避けるには1500万円(笠岡市分は610万円)必要だという井笠の申し出に市は受け入れ、その結果10月12日まで延長されたという認識です。しかし、新聞報道にあるように、6か月前から撤退の予告をしていれば、たとえ他社による代行運行であっても国の補助金は出たのに、突然の撤退・代行運行には出せないということらしく、井笠の対応は関係自治体の財政圧迫にも通じると感じています。影響調査で市民の方と話しました。大井ハイランドでは朝の便がなくなって、高齢者が下まで降りて行けず、困っています。篠坂でも車を持たない親子が朝の便がなくなり市内に向かうのにこれからどうしたらよいか途方にくれています。バス停も車庫もなくなった茂平でも困る人たちはいます。早期解決の必要性を感じています。

病院の足をどう守る?

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