8日は雷鳴のとどろく恐ろしい夜となりました。深夜になって2時間ほどの間に集中的に雨が降り、ごろごろと落ちるヒョウの音も聞かれました。篠坂地区では週末の田植えの準備もあって、水門をあまり大きく開けていなかったせいもあって、川の水があふれる、狭い水路の水があふれる、などで、低地に水が流れ、3軒が床下浸水となりました。
夫が朝刊で災害を知り、早速見当をつけて訪ねて行くと、その家が該当の家でした。雨量で言えば、深夜1時の時点で、累計が40ミリを越えており、十分な排水体制となってはおらず、水路も狭いとあってこれまでも同じことが起きています。地域の住民の方の要望を聞いていただき、後日現場を見ていただきながら排水管の排水能力を高める工事をしていただくようにお願いしました。当然水門の管理体制も一人でなく、複数でするよう、水利組合の方も話し合いをされたことはいうまでもありません。
さらにこの水門は、高速道路の雨水を集め、谷から流れる山水を集め水田に引く用水路ですが、従来に比して高速道路分だけ余分です。大雨が降ると、一気に水量が増します。その水量に耐えるにはこの川は一部が護岸衰弱の状態で危険だと感じられるところがあり、その修復もお願いしておきました。早急な対応が求められます。
浸水は旧県道に面したところでひざ上まできました。家全体の敷地はこの東に寄っており、旧県道より1mは低くなっています。
8日の雷のせいで、農免道にある信号が、ボタンを押しても青になりません。この故障に地域の人も警察に連絡したそうです。中電工も部品が来なければ修理ができないと、11日月曜日を待たねばなりませんでした。子供達の通学路にもなっており、安全性の確保が心配されました。駐在所の方だけでなく、市の職員の方、警察もパトカーを出していただき、警戒のランプをつけていただくなどで対応して頂ける事になりました。この場所はカーブでもあり、速度も良く出している通勤時間帯ですから万全の体制が求められると思いました。出て頂いた皆さんと共に、無事を喜びたいと思います。