すさき通りのギャラリー平田で、7日から1週間土屋圭示先生の個展が開かれました。これまで制作されたもの、生涯カブトガニの保存や研究のためにご尽力されてきた軌跡がたどれました。自らが被爆された経験をもとに語り部活動も続けて来られ、カブトガニ保存の思いとつながります。命と自然の尊さを訴えられます。
日別アーカイブ: 2013年8月14日
キューリの棚が涼しい!
市民の苦難によりそってこそ市の仕事は光ってくる
Hさんは、6万余縁有の年金をもらって暮らしている75歳の高齢者です。12日担当課に行きました。残念ながら保護対象になりませんでした。この期の政府が実行した減額と(基準値にして3400円の減額)、企業年金を年間5400円(月額450円の収入になります)で、わずかにオーバーするからです。政府の減額措置さえなければと思いました。病院にかかるにも、杖を突いて歩いてでは困難でしょう。「タクシーを我慢する」と言われていました。それにしても「これだけで生活するんですか?」と彼女が問いかけた時、「そうよ、ほかの人はみんなそうやってがんばってる」と即答したのを見て、「そういう言い方はないでしょ?」と思わず職員の言葉を切りました。心の通わない仕事は依頼人の心を傷つけます。考えてほしいものです。
映像分科会でオリバーストーンさんと交流しました。
映像分科会は今年4月に祭策されたばかりの「折鶴」を鑑賞し、被爆者の認定訴訟の歴史を学びました。午後からは、今NHKBS1チャンネルで深夜に放映されているドキュメンタリー「もう一つのアメリカ史」(8月21日まで)の第3弾「原爆投下」を鑑賞した後、オリバーストーン監督と交流しました。彼は「アメリカが日本の降伏を確信しながら実験成功後ソ連を見据えて広島長崎に原爆投下を実行した。」事実を中心に、歴史をしっかり見ることの大切さ、伝えることの大切さを訴えました。アメリカでも原爆投下は戦争終結のため必要なことだったと教えており、その残虐性については触れていないこと、被爆者や平和運動団体の取り組みが世界の目を開かせてることなどに触れて、私たちの取り組みに賛同し、励ましをいただきました。
参加者からの声で、「防衛の観点が今ふりまかれているが、他国が日本を攻めるとき、原発攻撃すれば、広島長崎の再現です。こんな危険なものはない。」とありましたが、福島で被爆体験した方だからこその発言です。危険性が増幅しました。
岡山からは総勢30人が参加しました。夜の交流集会では楽しい語らいとおいしい食材を楽しみました。皆さんとても元気です。若者が増えてることに感動しました。