11日、竹喬美術館からの帰り、署名のお願いで午後を費やしました。O氏宅を訪れたときのことです。初めて来たわけではないのに、今まで気がつきませんでした。野鳥が来るのです。帰りかけた時、「来てるよ」と奥さんの声。カメラを向けましたが、これがやっとです。鳥かごの中のりんごを食べにやってきたのに見知らぬ私がいるもので、様子を伺いながらの接近だったのでしょうか(右下)。その後一口だけかごの中のりんごをついばんで山に帰ってしまいました。あっという間でシャッターを一押ししかできませんでした。
すべてご主人の手作りです。鳥かごの中にはりんごが一つ、両端は小鳥が入れるだけあけてありました。これも手作りと聞いてビックリ。そういえば少しだけゆがんでいて個性がにじんでいます。
シジュウカラの巣箱もありました。のりをつけて木屑を貼り付けてあります。なんという気遣いでしょうか?こよなく生き物を愛さずにこんなことはできません。「いい写真が取れなかった」と惜しがる私に、今までとった写真を見せてくれました。
①メジロがつがいでりんごを食べに来たんだ!
②「案外スズメってやつは警戒心が強くってね、スズメが来れば後はたいてい安心して来るよ」
③「とても珍しい鳥が来たんですね。なんていう鳥でしょうか?」