9日10時からレースが始まりました。保存会のレースはさすがに力の入ったものとなりました。みざおの不手際で岸に向かうというハプニングもありましたが、船を押す力のすごさを感じさせました。小学生たちも負けてはいません。保存会の人達の助けを借りながらも、練習通り、リズムを合わせて美しい漕ぎ姿を見せていました。今年は東の風の対応で、進路をまっすぐとるために押されてもいいように、少し岸寄りのコースを進みましたので、いつもよりまじかに見ることができ、観覧者の拍手を浴びていました。練習中や、本番の朝も海に落ちた子供がいます。進行係を務めた私としても、レース中、事故なく終えることができてほっとしています。「レースが終わると夏を迎えるなー」年老いたおばあちゃんが押し車を押しながら私に声かけて通り過ぎていきました。