「みっちゃん、これからクライマックスじゃ」の連絡に、台所を放っておいて厳島神社に駆けつけました。夕暮れの薄闇の中で横たわった約60-70キロのイノシシが見えました。たたかいは終わっていました。やってきた猟犬がイノシシの喉元にかみつくと、モノノ1分もかからなかったと言います。猟友会の人達にとどめをさされた後に私は到着したみたいです。とりあえず人命に影響もなくよかったです。帰り道、隣の奥さんと話をしましたが、午前10時から12時の間留守をしている間に、庭の桶を木端微塵に壊されていたのはイノシシのせいだと納得したと言います。出入りの門扉もないことから、留守でなければ危ないところだったと胸をなでおろしていました。これで一件落着です。騒々しい日曜日の夕方でした。
イノシシが哀(あわ)れに思います。
オーストリアは、チェルノブイリから相当に離れていると思うのですが、イノシシの行動範囲がそれほど広いとは思えませんし、放射能汚染の広がりはバカになりません。
「【ウィーン共同】オーストリア健康・食品安全庁は21日、2011年11月~12年3月に野生のイノシシの肉に含まれる放射性セシウムを検査したところ、最大で1キログラム当たり408ベクレルを検出したと発表した。
オーストリアの中では旧ソ連のチェルノブイリ原発事故による汚染が比較的少ないとされる東部で主に捕獲された227頭が調査のため提供された。いずれもオーストリア政府が定める基準値の1キログラム当たり600ベクレルを下回ったものの、事故後25年以上たっても周辺諸国に広がった放射性物質の影響が残っていることを示した。
【共同通信」
イノシシ肉からセシウム チェルノブイリの影響今も – 47NEWS(よんななニュース)
http://www.47news.jp/CN/201305/CN2013052201000749.html