今週も7日までオープンスクールがあります。今朝は中央小学校からまわりました。校門は開かれ、受付の方が校舎の入り口におられました。
子供達の作品を見るのが好きです。大好きな恐竜が良くできていること。あちこちの教室から学芸会の練習でしょうか、大きな声、楽しい笑い声が聞こえてきます。思わず私の顔もほころびます。知っている先生もおられ、ここに来てよかったと思いました。
笠岡小学校では毎月開かれる大仙さまのおかげ市に、「おかげ市盛りあげ隊」が出ています。この写真集は、写真班が取材したものですが、こうした自主活動が、子供を地域に根付かせ、郷土愛を生むことにつながります。地道で確かな取り組みの一つだと感じました。
東中学校に行ったときのことです。3年生の美術でした。先生のお話を聞いていると、「現代美術とは」というのがどうも今日のテーマらしいのです。絵の好きな子供でなければ興味ある話とは思えませんが、案の定集中しない生徒はいました。それでも導入部分に先生は、自作の絵を2枚並べて子供達にどう違うか考えさせます。1枚は上の写真にいるようなサギを一羽日本画的に繊細に描写したもの。もう1枚は、大きくくねったムカデと、それを突き刺すようなレントゲンで見るような感じの脊椎でしょうか、骨が走っています。バックは黒色。何とも私には学校の生物教室を思わせる絵でしたが、写実ではないその絵を「どちらも僕が書いたものです。サー違いは分かりますか?」との投げかけに、一瞬教室が静かになりました。ここは先生の「腕」が光ります。