やっと護岸の整備始まる

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 2年前の16号台風のとき、護岸堤防のないこの道路からまともに越水して地域の30数軒が浸水にみまわれました。護岸の安全対策をといい続けてきましたが、県管理の護岸整備はすぐしていただけたものの、ここは市の管理です。国体後、やっと対応して頂ける事になりました。昨年の14号台風では大事に至りませんでしたが、本当に地域の人たちはヒヤヒヤしています。中には家を1.5m地上げして立て替えられた人もいます。


 28日、地域の人たちが集まって、市の担当課の人たちと一緒に雨の中、30年以上も前に市が造成したこの埋め立て地が土台から軟弱地盤の影響を受けていることを見て回りました。亀裂の入った所、護岸の内部の空洞化、基礎部分のずれなど問題は深刻です。
 果たして越水を防ぐだけの堤防設置と内水排除の対策だけでいいのかどうか疑うものです。岩盤まで基礎をしっかり打ち込んでいないことが地域の最大1mの地盤沈下につながっています。工事による2次被害も心配です。地域の人たちと共に今後の見守りと研究が必要だと思っています。