第58回大会が新潟市朱鷺メッセを主会場に8月25・26日両日開かれました。私は初日、第12分科会「介護保険制度改革で今後の介護はよくなるのか?」に出席しました。各地から会場にあふれるほどの参加者があり、私も通路に4時間半の討議中座る羽目になりました。すでに家庭での介護を終えている私ですが、語るも怒り、聞くも涙の討議時間でした。ヘルパーの単位時間が1時間から45分へ、1時間半が1時間へと変わりましたが、今までの仕事を短縮された時間内にやれと言われるわけですから、あとはヘルパーのただ働きや手抜きにならざるを得ない点が厳しくつらいと報告されました。助言者(新潟福祉大学)の言うとおり、一人で悩まず組合結成でと言われてもなかなか勇気が出ないものです。また、告発やたたかいにのぞんでも、身分保障されない場合が多く、我慢の方が先に立つと言います。サービスの低下や労働条件の問題の根幹に国庫補助50%が少なすぎるというのがありますが、これが75%になれば全体の問題の解決にほぼ十分だと言われます。。国保にしてもそうですが、社会保障充実の予算をしっかり保証できる社会が望まれるとますます確信を強くしました。