古いものを新しく

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『先生、できたよ』腕の良い職人さんになった卒業生が出来上がったものを持ってきてくれました。外を歩いていましたが早速家に帰り、作品を見て本当に気に入りました。20年、一緒に住んでいた89歳になる叔母が、娘に引き取られていった後、彼女が使っていた2間を直して洋間にしました。ついでに玄関も広くしようと、土間との仕切りになっている半間の障子4枚を取り外しました。子供のときからの付き合いですから半世紀のものですが、頂いたベンガラ赤と黒を混ぜて、新しい洋間の床や引き戸の色に近いものを塗ってもらいました。障子紙を張ると白さと赤褐色のさんがとても映えて、陽射しをさえぎるついたてにはもったいないぐらいになりました。とても気に入っています。


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 玄関を入ると正面に飾り窓があります。小さいときにははめ込みがあったのに、私が壊したのか、筒ぬけのままになっていました。いらなくなったふすまに備えられた小さい障子を2枚合わせて裏からふさぎました。古いものですが、これだけで玄関が明るく生き返りました。これも気に入っています。

古いものを新しく」への6件のフィードバック

  1. ひのつ倫子

    森本様
     日本的なものに惹かれるようになりました。これまで特にどうということはなかったのですが。アメリカでは移動が多い家庭の不用なものをガレージセールすると言います。不用品でゴミに出していても、まだ使えるからといって自分流にアレンジする人が多いと言います。私も使えるものを粗末にせず、それにならいたいと思いました。

  2. ひのつ倫子

     先日はご苦労様でした。結果が出てよかったですね。お疲れでした。また質の良い船尾の肥料を有難うございました。早速使っています。立派に育ったら掲載します。
     捨てずにとっておくと言うのはいいものですね。変身が楽しみになります。

  3. 勝田 茂

    >ひのつ倫子市議会議員様
    新しい感じがしていて欲しいです。

  4. ひのつ倫子

    勝田様
     半世紀以上玄関の障子だったとは思えない新鮮さでしょう?でも、赤褐色のベンガラは、黒と混ぜて濃い色になっていて気に言っているのですが、自然染料である代わりに、汗の出た手などで触ると、色がつくのです。扱いに気をつけないといけないということですね。

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