岡山で、作家の澤地久枝さんを招いて平和の集いが開かれました。澤地さんは全国5600も結成された憲法を守ろうという「9条の会」ですが、最初に結成された9条の会の発起人の1人です。笠岡から13人の母親連絡会のメンバーが参加しました。お話は平和を愛する澤地さんの心とじっとしていては平和な未来はやってこないという訴えを具体的な数値を示し、どんなに日本が危ういかと言うことを、行き継ぐ暇もなく言葉をかえて話されました。みんな「そう、そう」とか、「へー、そんなに女性は見る目を持っていないのか」など、平和への思いを軸にうなづきながら聞き入っていました。彼女の胸に着けているのは、笠岡母親連絡会が06年の岡山県母親大会成功のために作った戦争ホウキ(放棄)のブローチでした。感動!!
一緒に行った教え子が「9条をどう思いますか」と記者に聞かれて困っていた。「急に言われても」と言う思いがあったのでしょうし、それに「先生、北朝鮮が攻めてきたらどうするん」と言っていた子ですから。でもざっか塾の皆さんと、会場で歌を歌いながら、その歌詞に触れ、朝鮮の女性が拉致され、従軍慰安婦として辱められ、戦後捨てられたことを知って涙ぐんでいました。なぜ平和を求めるのか、加害者でもある日本の責任として、世界の平和を築く先頭に立たなければならないことを彼女はジワーッと感じてきたのではないでしょうか。
岡山平和のつどいに私も行って来ました。笠木透さんのトークはよかったですね。私も、日本の平和運動・憲法擁護運動は、日露戦争後の侵略戦争の加害責任を明確にして、「二度と絶対に人殺しの銃はとらない」という決意をすることから始まると思っていたので「そうだ」と共感しました。澤地久枝さんは、オーラルヒストリーの作家なので、しっとりとお話されるのかと思っていたら、情熱いっぱいにアジテーションばりに訴えられていたので、びっくりしながらもおおいに勇気づけられました。
平和の問題は本当に今が大切な瞬間ではないかと思います。鶏インフルエンザもいいのですが、この裏で政界・財界はどんなことをしているのでしょうか? 最近のマスコミも信じられないので大変です。 もっともっと平和を守る運動、特に九条を守る運動は、大きく広げていきたいと思います。
また、時々ブログにお邪魔させてください。masagon
坪中様、
笠木さんのCD買ってしまいました。トークも良かったし、声と平和を守り、築いていく確信に満ちた響きがさらに良かったです。
Dear Masagon
コメントを有難うございました。不思議なものです。いたずらメールの多い中、ブログのコメントが増えるたびに元気が出ます。今後ともよろしくお願いします。