ひらひらと今にも飛びそうな飛行機花、10月の意外ときつい陽射しをよけながらきれいな色で私をひきつける。9月議会の質問と答弁をまとめました。今「みちこだより」の準備をしています。
これはフルーツの木もうすぐ食べられます。花はトケイソウの花に似て。。変わり者です。9月議会のまとめが出来ました。今週から朝夕の街頭演説で報告しています。
「さて今日は、10月6日に閉会いたします9月議会のご報告をさせて頂きます。
皆さん、政府は9月26日より開かれている臨時国会で教育基本法改正法案を成立させようとしています。法案に対し、全国の公立小中学校の校長先生の3分の2が反対していると、東京大学調査で明らかになりました。私は、次代を担う子供達の健やかな成長を願い、9月22日個人質問に立ち、5項目にわたる質問を行いました。
まず第1項目目は子育て支援としての水道料金引き下げについてです。
6月議会で、私は笠岡市の水道料金は県下で2番目に高いことを示し、その値下げを求めました。又、値下げが出来ないなら、子供1人につき1割安くした場合、浅口市とほぼ同額になることも示し、子育て支援としての値下げを求めました。それに対し、市長は「値下げは出来ないが、子育て支援策としての引き下げ提案はユニークで検討できる提案だ。」との見解を示しました。私はその後の経過をたずねました。
そして、市内の中学生以下の子供の人数は、7637名で、子供1人につき、1割安くした場合、約6900万円が子育て支援に必要な経費となります。実施してはどうかとたずねました。
それに対する市長答弁は、「水道料金を安くすれば一般会計から負担となる。他の施策に影響する。高齢者など社会的に弱い立場の人との均衡もある。減額などの考えはない。」というものでした。
横浜市が、子育て支援などで水道・下水道料金減免制度を実施しています。新たな子育て支援策として、水道料金の引き下げを検討されることを強く要望いたしました。
次に耐震診断、耐震補強についてたずねました。
文科省の4月1日調査によれば、笠岡市の耐震化率は県下で17位です。その後の耐震診断、補強の状況をたずねました。
文科省と国交省が3月20日、耐震化の促進をめざし耐震診断を今年度中に完了するよう通知しています。目標の76%を100%に修正し、耐震化率の向上も図る必要があるとたずねました。
これに対し教育長は「学校は児童生徒が一日の大半を過ごす場。地域の避難場所。耐震化推進は重要だ。平成19年度に耐震診断100%を予定している。耐震補強は大規模改修にあわせて行っている。全施設については優先度調査をもとにできるだけ進める。」と答弁されました。
小中学校は、避難場所にも指定されています。市民の命を守るため、施策の強化を強く要望いたしました。
次に子供に夢を与える動物園、水族館の建設についてたずねました。
北海道の旭川市の旭山動物園がたびたび報道され、その取り組みが全国の子供に夢を与えています。市内には子供とのかかわりのある体育施設などは目に入りますが、夢とロマンを与える施設は遊園地以外にありません。小規模でも水族館、動物園をつくる考えはないかたずねました。
旭山動物園、渋川の水族館にも問い合わせました。すぐに旭山動物園並み、渋川水族館並み、を願っているわけではありません。年次計画を立て、検討すべきではないかとたずねました。
カブトガニ博物館の横にかつての老人憩いの家があります。水族館・昆虫博物館に利用できます。恐竜公園内にウサギなど小動物と遊べる動物園も考えられます。博物館を中心に水族館、動物園、すでにある遊園地を含め、子供が遊べる、夢を膨らませる公園に作り変えることもできるとたずねました。
市長、教育長の答弁は「全国的に珍しいカブトガニ博物館と自然財産を生かし、市内の子供に夢とロマンを与えたい。」というものでした。
休日、子供達の元気な声が聞ける場所があってもいいはずです。子供達に夢とロマンを与えるプロジェクトを強く要望いたしました。
第4項目目として不燃、可燃を問わず、粗大ゴミの年一回無料回収についてたずねました。
「大きなゴミが出たら処分に困る。市は大きなゴミの回収をしてくれないだろうか」というおとしよりの声があります。年一回無料で地域回収してはどうかとたずねました。
井原市では回収品目を限定し、年一度地域回収を行っています。調査し、笠岡でも実施すべきではないかとたずねました。
市長答弁は「粗大ゴミの有料収集利用者や直接持ち込みの方との間に不平等感が生ずる。考えていない。」というものでした。
ゴミの有料化が始まり、すでに4年がたっています。有料化と分別収集に理解と協力を求めるだけではなく、今年度高齢者の皆さんを初めとして、市民税の増税が行われました。その額は約2億円にものぼり、そのうち65歳以上は約6400万円です。お年寄りに還元するという意味からも、新たな取り組みを強く要望しました。
私はこのほかに5点目として笠岡湾干拓地内への建設残土搬入問題についてたずねました。
皆様には後日私の議会報告「みちこだより」で、改めてご報告したいと思っています。どうぞ皆さん、今後とも暖かいご支援を日本共産党へ、又私ひのつ倫子へと賜りますよう心よりお願いいたしましてご挨拶と9月議会のご報告とさせていただきます。