デマンドバスあづみんは合併後の安曇野市に欠かせないものとして設置され運行されるようになりました。総社市の議会も執行部も一緒に視察したということを聞いて個人で視察に出向きました。4日に到着し、2時間ばかり懐かしい卒業生と会った後、市内に聞き取りに出かけました。イオンが近くにありました。店内は人でいっぱいでしたが、さすがに若い人たちにはデマンドバスあづみんはあまり知られておらず、移動手段を持たないお年寄りに多いと見受けました。昨年8月松本から転居してきたという70歳前の女性は『初めて聞いた。娘が来なくてもそういうバスがあれば利用したい』とうれしそうに応えられました。大体の路線は決まっていて、一時間に一本ぐらいあると言われていました。それなら利用しやすいです。30分前に予約を入れると来てくれるのですから。私は夜温泉に入りたいと思っていましたが、車で15分ほどのところへは、デマンドバスは登録者でないと利用できず、タクシーしかないと言われました。片道2-3000円はかかるという話ですからこれはあきらめました。地域の福祉目的がはっきりしています。
月別アーカイブ: 2013年2月
おたりから来た教え子
輸送サービス等視察に安曇野を訪ねました
京都三社巡りのバスツアーで、伏見稲荷(2日)
残り布
遣唐使船
まちづくり
30日商工観光課に立ち寄り、まちづくりの話をしました。笠岡での取り組みの努力や、知名度をどう高めるか、付加価値の必要性など時間を忘れてお話しました。その中で、教えていただいたのが、阿蘇の「ゆるっと博」です。そのお話をもとにお借りした公式ガイドブックを見ると、地域のおじちゃんおばちゃんがコンシェルジュ案内人になり、地域のありのままを案内しています。特徴的な場所はもちろんですが、なんでもないような田舎のありようや、飼っている家畜に至るまで、まさにその場所、そこの住人が主人公。目からうろこでした。そういえば、私の知っている北木島のKさんは、昔いのししを買って育てていたそうです。こんな人が今もいたら、訪れた人にきっと紹介したくなるだろうなと思いました。そんな日常のことを観光の中身に盛り込んで自然の大地とともに紹介できる阿蘇ならではの知恵が実った取り組みと理解しました。笠岡では何ができるでしょうか、何があるでしょうか、止まることなく考えてみたいと思います。




